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アイテムについて
大人気の切り絵アーティスト福井利佐の能シリーズの作品「七人猩々」です。 宝生流二十世宗家「和の会」の10年目の最後の公演の演目作品。宝生流の家元が宗家を継いだと同時に始まった個人の会で、色々と新しい能の公演に取り組んだ会の最後は大団円の宴の演目が選ばれました。ついでもついでも酒が湧いてくる不思議な甕が登場して、お酒の精である猩々が舞ってくれます。お能の公演は登場人物は非常に少なく舞台上には大体3人くらいです。しかしこの宝生流の「七人猩々」は文字の如く七人の猩々が出てきて舞台上で一斉に舞い、内容だけでなく見た目にも華やかな演目です。その華やかな様子を画面上でもお伝えしたいと思い、めいっぱい七人を画面に配置しました。 福井利佐 1975年静岡県出身。多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業。精緻な観察による描写のきめ細やかさと大胆な構図で、観る者を圧倒させるような生命力のある線の世界を描き出す。中島美嘉のCDジャケットアートワーク、Reebokとのコラボレーションスニーカーやユニクロ「UT」への参加、直木賞作家の桐野夏生氏、木内昇氏の小説への挿画や装丁、NHK太宰治短編小説集「グッド・バイ」の映像制作、NHK 「猫のしっぽカエルの手」オープニングタイトル制作などがある。お能の宝生流家元主催の「和の会」メインビジュアル担当(2008~2018)。2019年は福音館書店月刊かがくのとも から絵本「むしたちのおとのせかい」を刊行。2022年「からまつ~ふじさんにもりをつくるき~」を刊行。その他、国内外の個展や合同展の参加、ワークショップなど多方面で活躍中