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アイテムについて
笛田亜希によれば、東京はタヌキが多く、現在も増えているとのこと。モデルとなったタヌキは、井の頭自然文化園にいたタヌキで、笛田作品にしては、珍しく、タヌキが抽象的に描かれていますが、それは立体で動物の檻の作品を作ったことと関係しています。タヌキはそもそも雑食であることから、大都会東京で生きていけるのですが、キツネは違うそうです。厳しい野生のタヌキよりは、井の頭自然文化園のタヌキの方が幸せかも、しれません。 笛田亜希 2001年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。故郷である東京武蔵野に愛着を持ち、関連した数多くの作品を制作。中でも、吉祥寺にある井の頭自然文化園にいた象のはな子は、長年、絵画や立体の作品として何度も発表。はな子が亡き後には、JR吉祥寺駅に笛田によるブロンズのはな子像が設置された。動物や昆虫、植物などか弱くて逞しい生き物に対して深い愛情があり、天才的技術をいかんなく発揮するその作品は、絵画(油彩、水墨、水彩)、立体、それらを用いたインスタレーションなど多岐にわたる。