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アイテムについて
等身大の動物を彫刻や絵画にする三沢厚彦のANIMALSシリーズからクマをモチーフにした作品。三沢の描く白いクマは、スピリットベア(森の精霊)と呼ばれるヒグマ系のアメリカクロクマで、肉球や鼻がピンク色をしているのが特徴である。クマはポージングが多彩で、二足歩行をしたり、寝転んだりするのが可愛らしい。実際のクマは獰猛で、猛獣なのだけれど、クマが好きで可愛いという人は大変多い。キャラクターでも写実でもないクマのミックスされたイメージがリアルを超越する。まさにアート作品を見る時に、それぞれのイメージを想像しながら見ることに似ている。解釈の広さも三沢作品の魅力の1つである。 三沢厚彦 1961年、京都府生まれ。1989年、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。2000年、動物の姿を等身大で彫った木彫「Animals」を制作開始。同年より西村画廊(東京)で個展開催。2001年、第20回平櫛田中賞受賞。2007‒08年、平塚市美術館など全国5館で巡回展開催。以後、各地の美術館で個展を多数開催。近年の個展に2017年の松濤美術館、2018年の横須賀美術館、富山県美術館など。2019年、第41回中原悌二郎賞受賞。現在、武蔵野美術大学教授。神奈川県在住。