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アイテムについて
新しく継続される小瀬村真美の写真シリーズ「Anatomical Observation(解剖学的観察)」は「観察すること」、「物を視ること」に主題を置いたシリーズです。 このシリーズの制作過程では、植物を研究目的で描かれた植物画の解剖学的なルールに従って配置し、カメラで正確にピントを合わせ、超高精細カメラにて撮影しています。また、植物を描く基本に従ってデジタル画像上で加筆され、本来の写真プリントでは再現出来ない高度な細密さの植物画を描いています。 小瀬村真美 2005年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2022年より東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 准教授。 一見、静謐な写実絵画のような作品は、実在する絵画を模して組んだセットを丁寧に、撮影したものがベースとなっている。絵画・写真・映像の掛け合わせと批評的な再考により豊かで新鮮な視覚表現を追求する。美しさの裏には、徹底した技術と映像や写真の構成力が光る。作品は、東京都現代美術館、東京藝術大学大学美術館、群馬県立館林美術館、Asia Society and Museum(NY)、Kuandu Museum of Fine Arts(台湾)に収蔵されている。